3つの代表的な数秘術とその違い
数秘術は、古代から受け継がれてきた「数字の持つ意味から読み解く学問」です。
占いとして知られることが多いですが、数秘術に吉凶はありません。
本来は哲学に根ざしたものであり、人生をより良く生きるための指針を示すツールとして発展してきました。
代表的な数秘術には、以下の3つがあります。
ピタゴラス数秘学
紀元前にピタゴラス派哲学者達によって体系化された学問であり、最古のチャートと呼ばれる”ピタゴラスのチャート”にあたります。
数字が持つ象徴的な意味を用いて、私達人間の性格や行動パターンを細かく分析し、個性を読み解きます。
分析方法は西暦で書いた誕生日の数字をすべてマス目に記入し、各数字の個数やマス目に埋められた各数字の数量や、数字が埋められたマス目の形で判断します。
使い方
- マス目は各数字のポジションが決まっており、誕生日の数字をすべて当てはまる箇所に書き込みます。”0(ゼロ)”は使用しません。
- 例えば誕生日が1990年5月26日の場合、書き込まれたマス目には1・2・5・6は1個ずつ、9は2個、159で成り立つラインがあります。
- 各数字の個数とラインが、性格や行動パターン・話し方などの個性や特徴を表します。
カバラ数秘術
運命や未来を読み解くことを目的としているため、一般的に「占い」として認識されることが多い数秘術です。
分析方法は西暦で書いた誕生日の数字をひとケタになるまで足し算し、当時はヘブライ文字である名前からも、文字に当てはまる数字をひとケタになるまで足し算していたそうです。
数字の求め方
誕生日の数字を足してひとケタにする『加算減衰法』で求める誕生数は、人生に影響する特性を表します。
例えば、誕生日が1994年5月26日の場合、1 + 9 + 9 + 4 + 5 + 2 + 6 = 36 → 3 + 6 = 9 となります。
現代数秘学(モダン・ヌメロロジー)
伝統的な数秘術に心理学的な要素を加え、「個性を大切に、より良い人生を歩む」ための指針とされています。
数字の求め方
分析方法は2つ、ひとつは誕生日の数字をひとケタになるまで足し算する方法です。
もうひとつは名前をヘボン式ローマ字で書き、アルファベットに当てはまる数字をひとケタになるまで足し算する方法です。
誕生数はカバラ数秘術と同じ求め方で人生に影響する特性を表しますが、解釈の仕方がより深くなっています。
ソウルナンバーは名前をアルファベットで書いて、それぞれに対応する数字に変換し、母音に対応する数字だけを使用して加算減衰法で求めます。
ローマ字はヘボン式ローマ字で長音にHは使わず、求められた数字は人生観や大切にしたい想いを表します。
例えば、名前が「すうひ まなぶ」の場合、「SUHI MANABU」となり、U=3, I=9, A=1, A=1, U=3なので、3 + 9 + 1 + 1 + 3 = 17 → 1 + 7 = 8 となります。
数秘術のそれぞれの意味
ピタゴラスのチャート
紀元前に確立された最古のチャートであり、数秘術の元型であり伝統的なものです。3×3で作られたマス目のようなものに書き込みます。あなたの性格や趣向、日常における行動パターンや話し方などの特徴を明確に知ることができます。
誕生数
人生の課題とされている数字です。何ができるか、何をすべきかがわかり、生涯をかけて学ぶこととなります。「苦手だけど一生懸命頑張らなければならない」と感じている分野ですが、周囲からは「難なくこなしている」と思われてしまいます。
条件付きの数
自分の固定観念を取り払い、自由な人生を生きることにつながるとされている数字です。なぜならば「それがベストな方法!」と思っており「そうするべきだ」と当てはめて生き方を制限しているからです。
ソウルナンバー
生まれもった能力で、無意識のうちに実行しているものです。「当たり前」にできていることなので自分では分かりづらいのですが、認識することで自分の可能性を広げることにつながります。人生で何を望んでいるか、どう生きたいかを表しており、行動を決める動機、衝動、野心などでもあります。
パーソナルナンバー
公私に関係なく他人から見られる第一印象です。他人に映る自分のイメージですから、人生に起こるさまざまな出来事の要因となります。これを理解することで自分自身の成長につながります。
表現数
社会との関わり方が分かる数字です。能力の活かし方であり社会貢献の仕方ですから、向いてる職業や役割などが分かります。
成熟数
36歳前後から与えられたもう一つの課題です。誕生数は生涯向き合う課題ですが、成熟数は努力次第で早くにクリアし、能力として伸ばすことができます。
マスターナンバー
マスターナンバーは必ずしも全員がもっているわけではありません。「1」~「9」以外の、より次元の高い数字をマスターナンバーと呼びます。マスターナンバーには「11」「22」「33」「10」「20」「30」があります。
数秘術の日常生活への応用
数秘術の利点の一つはその普遍性と適用範囲の広さであり、年齢や性別、文化的背景に関係なく、誰にでも適用できることです。
また、個人の運命や人生の道筋を示すだけでなく潜在能力や可能性を探る手助けとなって、自らの内面を探求し、より意義のある人生を築くことができます。
その多面的なアプローチが魅力となって、占星術やタロットカードなどの占術と組み合わせて使用されることが多く、より深い洞察や理解につながります。
また、数秘術は個人の性格や運命だけでなく、人間関係や社会的貢献などにも焦点を当て、現代の人々に新たな洞察と可能性を提供しています。
人間の存在や宇宙の秩序に関する古代からの智慧を結集した数秘術。
真花数秘術協会ではこれらの伝統を受け継ぎつつ、現代における私達の生活に即したアプローチを模索しております。