ご訪問いただきありがとうございます。谷内完予(やちさだよ)と申します。1964年生で、これを書いているときは60歳になります。
私の人生は、数秘術との出会いが大きな転機となりました。子どもの頃からコミュニケーションが苦手で、家族や友人など周囲との関係にずっと苦労してきましたが、35歳で数秘術に出会い、自己理解と成長の旅が始まりました。
それまでの私は自分の考えや意見をうまく話すことができず、「そんなことを言ってるんじゃないんだけど」とか「みんな私のことを分かってくれない」などと腹を立てたり、「あの人はこういう人なんだ」とか「ひどい人だな」などと人を悪くいったり誤解をしていました。
幼少の頃はいつも幼なじみに手を引いてもらい後ろにくっついているような子でしたが、その幼なじみが引越してしまい孤独になり周囲の大人からよく心配されていたようです。そんな子(私)が育つと当然コミュニケーションが下手な人間へと育ち、気が強く自分勝手な人間になってしまった…というわけです(反省)
うまく話せない、うまく人と接することができないなど、気付かないうちに人間関係で苦しみ、いつもイライラカリカリするようになっていました。
数秘術との出会い
そんな中35歳で数秘術に出会い、何気なく占いをするつもりで数秘術をうけ自分の課題を知りました(数秘術は生まれ持った課題というのがあります)。それは「人生に目標を立てること」が課題であり、私の生まれた意味であるとのことでした。「あ~、わかる」とも思いましたが、漠然としすぎて「それどころじゃない」とも思いました。
ですがこの数秘術との出会いがきっかけで、自分自身を客観的に見つめ直し、家族との絆が強くなって人生が充実していったのです。そして、その経験を生かし、数秘術カウンセラーになる決意をしました。数年後には講師となり、ひとりでも多くの人が数秘術を知って身近な人達のカウンセラーになってほしいと思ったからです。
3つの数秘術
数秘術はおおまかに3種類があります。ピタゴラス数秘学、カバラ数秘術、現代数秘学です。紀元前にピタゴラスがひも解いた数字の意味が元となった『ピタゴラス数秘学』、それを基に中世ヨーロッパでユダヤの経典をひも解く手法を取り入れて確立された『カバラ数秘術』、19世紀にアメリカ人女性のグループによって現代の思想と心理に合わせて確立された『現代数秘学』というように進化してきました。それぞれに基本は同じですが解釈の仕方や内容に違いがあります。
いろんな解釈がある中で、私は人としての生き方と心の在り方にこだわり続け、哲学を追究する伝統的なピタゴラス数秘学と現代人の複雑な心理を追究する現代数秘学でカウンセリングと講座をしてきました。
数秘術を活用してみんな一緒に幸せになりたい。少なくとも私は心が救われました。家族みんな仲良く、それぞれの人生を生きるべく協力し合い、子供達はみな夢を叶え個人事業主となりました。もちろん独立だけが良いというわけではありませんが、叶えた夢を大きくするためにそれぞれに頑張り続けています。
そんな素晴らしい数秘術ですが、診断側の解釈や誘導の仕方次第でいろいろなアドバイスが出てくるのも事実です。間違った情報も正しい情報もネット上に溢れています。改めて診断側は誘導すべき道しるべと発する言葉に責任を持ち、真摯に応対しなければならない。と私自身、常に念頭においています。
やむなく真花数秘術の設立
数秘術を正しく有意義に使いこなせるように伝えたい、そんな思いで活動し続けてたどり着いたのは真花数秘術の設立です。特に古代のピタゴラス数秘学は国内では認知度が低いのですが、未来へと、多くの人へと引き継がれるべき素晴らしい学問です。
個人の解釈を取り入れると必ずといっていいほど基本からズレていきます。歴史と伝統を重んじ守る。そのため『○○数秘術』のように新しい名称がきらいでした。そんな私が新しい名称の協会を設立することになるとは思いもしませんでしたが、寧ろこれが伝統を守り人々に伝えていく方法になるのなら…と思い取り組んでいます。
「真花数秘術」は、ただただ、伝統的な数秘術をそのまま正しく伝え、現代人の心境に寄り添い理解するためのものです。そして、その伝統的な数秘術を正しく理解して次に伝える人、つまり講師が増えて、その結果こころ救われる人が多くなればいいなと考えています。
真花数秘術とは
繰り返しになりますが、真花数秘術は新しく手を加えた数秘術ではありません。伝統のある基本の数秘術を体系的に教えています。3冊の教本の改訂版は、高校国語教員である講座修了生の監修でできています。正に、翻訳本ではなく日本語版です。数秘術を通じて自己理解を深めるため、幸せな人生を歩むためのヒントを提供しています。あなたが明るく楽しい毎日を過ごせるよう、心を込めてサポートさせていただきます。
一緒に素晴らしい人生を築いていきましょう!
協会員、スタッフ一同、心より願っております。